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校長のひとりさんぽ・ひとりごと No.153(日本の素晴らしい中学校文化が戻りました!)





20240312
 本日(3/12)の5,6時間目、体育館で、生徒会主催の「3年生を送る会」が開催されました。
 少し大げさかもしれませんが、コロナ前にはあった日本が誇れる中学校文化が復活したと思える、3年生と1,2年生の心が通い合い、通じ合う素晴らしい「3年生を送る会」でした。

 会のスタートは「生徒会事務局主催 3年生 インタビュー結果発表」からでした。3年生全員からのアンケート結果をもとに、生徒会事務局が面白可笑しく、伝えるものでした。「給食ランキング」「3年生の中で100歳まで生きそうな人は?」「3年生の中で将来日本を盛り上げてくれそうな人は?」「発表!今だから言える〇〇!」「自分たち3年生の良いところは?」を、生徒会長の「堀 紗依」さん(2年4組)が発表していきました。
 私は、この時、3年生から一番遠い1年生が座っている後ろから聞いていましたが、堀会長の発表に対する笑い声や歓声があまりにも大きく、会終了後、生徒会担当の先生に「あの時、笑い声や歓声のBGMを使っていたんでしょ?」と真面目に質問してしまいました。BGMを一切使うことなく、すべてが3年生のノリのよい笑い声や歓声でした。この3年生のノリのよさを受け、進行する堀会長も明るく、のびのびと楽しそうに発表を続けました。
 
 次は「3年間の思い出のスライド」です。1年生の入学時から撮りためた膨大な画像が次々と大画面に映し出されました。3年生は、自分と仲間の成長、あの時の楽しさや懐かしさを感じ、スライドが変わる度に、笑い声と歓声が起こりました。最後は、懐かしの先生からのビデオレターでした。村井先生と西井先生が登場してくれました。お二人の先生からの言葉をかみしめながら、うなづく3年生の姿がありました。

 そして、この後、いよいよ1,2年生から3年生へ、3年生から1,2年生へ、メッセージや合唱を贈り合いました。
 1年生は、呼び掛けと「時を超えて」の大合唱。
 2年生は、応援団風のエールと「この地球のどこかで」の大合唱。
 3年生は、「巻田凪彩」さん(3年3組)による感謝の言葉と「3月9日」の大合唱。
 それぞれの学年が、一つになって、感謝の気持ちを伝えてくれました。この会の、1,2年生にとっての目的である「これまで大里中学校を引っ張ってくれた3年生に感謝の気持ちを示すこと」「これから自分たちが大里中学校を創っていくといいう自覚をもつこと」、3年生にとっての目的である「これまでの3年間を振り返り、この会を思い出として心に刻み、大里中生としての誇りをもっこと」が自然に行動になって表現し合っていました。

 最後に、堀生徒会長が、3年生に次の言葉を送りました。
 「私が入学した時、先輩方は2年生でした。その時から、笑顔があふれ、部活動や委員会、生徒会活動、いろいろなことに全力で取り組んでいました。そして、3年生になり、さらに、皆さんの背中が大きく見え、私たち1,2年生にとっては、いつも憧れの存在でした。
 特に、体育祭での皆さんの勇姿が印象に残っています。全力で応援する姿や競技の勝ち負けで笑顔、泣き顔、様々な表情で真剣に取り組んでいた姿、とてもかっこよかったです。
 皆さんが、様々な目標に向かって、別々なところへ旅立ってしまうことは正直寂しいですが、皆さん!!希望のあふれる未来へ安心して、笑顔で!旅立ってください!1年生、2年生みんなで応援しています!そして、皆さんが愛してくれた、この大里中学校をお任せください。3年生の皆さんが教えてくださったことを胸に、これからも大切に引き継いで、より笑顔あふれる学校をつくっていきます。
 3年生の皆さん、今までありがとうございました。」

 生徒会長の3年生への感謝の気持ちと最上級生になることへの決意が詰まった素晴らしいスピーチでした。。

 3年生が体育館を退場した後、3年学年主任の長島先生がマイクを握り、1,2年生の前に立ちました。3年生のために素晴らしい会を創った生徒会事務局と1,2年生全員に、感動と感謝の気持ちを伝えました。私は、そのスピーチとその話に聞き入る1,2年生の表情にも感動しました。

 学校だからこそ、大規模中学校だからこそ、大里中学校だからこそ創造することができた、本当に素晴らしい会になりました!

 画像は、3年生が1,2年生に学年合唱を披露する様子と、2年生が3年生に力一杯のエールを送る様子 

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