南校舎3階の廊下を「ひとりさんぽ」していると、2年5組前の大きな掲示が目に入りました。 掲示の内容は、本年度、2年生が総合的な学習の時間での学び「大里型PBL」で取り組んだ『大里版るるぶ』の作成で、お力をいただいた、(株)JTBの担当者と2年生の学年主任の川上先生のメッセージでした。
メッセージの内容をお伝えします。 <(株)JTB パブリッシング交流デュース部 平原聖子 様・水野真由子 様> 生徒の皆さんが制作された誌面を拝見し、その出来栄え・オリジナルティに大変感動しました! そのままで完成としても、全く問題無いものばかりでしたが、今回のお題は「るるぶ=ガイドブックのようなモデルコースを作成する」ことでしたので、わかりやすさや使い勝手の良さ(誌面を見て、実際に旅ができるのか)などの観点でより良い誌面になればと、講評させていただきました。 皆さん、本当にお疲れ様でした。素敵な修学旅行を!
<(株)JTB教育営業課 杉崎奈紗 様> 長い時間をかけての制作、お疲れ様でした! 皆さんが一生懸命考えて、日に日に変化していく姿を間近で拝見させていただき、私自身も楽しかったです! 皆さんが楽しく事前学習ができたと感じてたら、とても嬉しいです。修学旅行当日が楽しみですね!
<静岡市立大里中学校 二年部主任 川上一也> 〜大里るるぶは主体性と独創性の宝石箱や〜 この度、大里るるぶが無事完成しました。作成には多くの方々にご協力いただきましたことに改めて感謝申し上げます。 修学旅行当日は、子どもたちの中で膨らんだ京都をもとに、手作りのコースを巡ることで、京都の良さをより深く実感できるものだと確信しています。このプロジェクトは、まだ訪れていない記者が、京都の魅力を堪能できるプランを提案し、本物のるるぶに負けないものを作るというものでした。そして、オンリーワンにするために、自分の好きや興味に基づいた京都の新しい魅力を多くの人と共有するというコンセプトで作成しました。子どもたちのアイデア満載のプランをお楽しみください。
夏休み後から始まった、これらの『大里版るるぶ』の作成は、2ヶ月後の5月に実施される修学旅行に対して、生徒が、より「主体的」かつ「協働的」になるためのアイテムとしてだけでなく、3年生での様々な場面で最上級生として必要な「主体性」「協働性」だけでなく、川上主任が話す「独創性」が育まれていった取組でした。
学びに終わりはありません。そして、学びの主体は生徒です。2年生が3年生に進級し、これからどのような学びを生徒が創造していくのか、その取組に期待してやみません。
尚、完成した「大里版るるぶ」は来週、2年生に配布される予定です。校長室前にも展示する予定です。多くの保護者の皆様が見ていただきたいです。
画像は、来年度の修学旅行に向けて作成した「大里版るるぶ」づくりへの思いが綴られた掲示
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