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小中一貫教育(大里中・大里西小・中田小グループ)

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第4回小中一貫教育全体研修会を開催





20240127
 本日(1/26(金))の放課後15時より、「第4回小中一貫教育全体研修会」が開催されました。会場は大里生涯学習センター。大里中グループ(中田小・大里西小・大里中)の全職員が集まりました。
 会の冒頭、統括校長が、全職員に対し、これまでの小中一貫教育への取組に対するお礼や慰労を伝えた後、静岡市教育委員会に提出した「静岡型小中一貫教育研究指定グループ研究報告書(以下「報告書」)」を提示しながら、「3年間の研究の価値と成果」と「今後の方向性」について話をしました。
 今後の方向性については、次の2点について、強調(お願い)しました。
〇『これからの時代をしっかりとイメージして、「大里の子どもたちを、どのような子どもたちにしていきたいか」「大里の子どもたちに、どのようなチカラをつけたいか」をいの一番に考え、今後も継続して、研究を推進すること』
〇『「安心の上にしか、自信は成り立たない」「安心の上にしか、主体性と協働性の発揮はありえない」という考え方のもと、子どもたちに安心や居場所を与える「公平・公正な教育の実現」ち子どもたちが主体性と協働性を発揮する「大里型PBLの創造」は、ワンセットの取組として継続すること』

 この後、大里中学校の大石主幹教諭の司会進行のもと、全職員が12のグループに分かれて、協議(意見交換)が行われました。協議のテーマは「小中一貫教育を通して実感する、子どもたちの「主体性を発揮する姿」と、その「有効な手立て」等を振り返り、来年度の取組につなげる」でした。
 グループの中での進行係は決めていませんでしたが、どのグループもスムーズに協議が始まりました。2つの取組(「公平・公正な教育の実現(安心や居場所を与える)」「大里型PBLの創造(主体性・協働性の発揮)」)を推進する中で、意識してきたこと、こだわって行ってきたこと、今後の続けたいことなどを、積極的に伝え合いました。ここで話し合われた内容は、必ず、来年度の取組をアップデートするヒントになると思いました。
 会の最後は、締めとして、大里中グループの各校教頭が、全職員に対して、来年度につながる話をしました。

 大里中学校の佐々木教頭は、大里型PBLについて、「大里型」の5つのポイントをさらに教師が意識する(刷り込む)こと」「9年間の全体カリキュラムを生かして、子どもがどのような学びの道を辿ってきたのか、向かっていくのかを観ること」の大切さを伝えました。
 中田小学校の岡教頭は、子どもたちが地域を中心とした外部の方々との触れ合いや批評を通して、目をキラキラして活動する姿や学びが深まる様子から、地域を中心とした外部連携の大切さを伝えました。 
 最後に、大里西小学校の田中教頭は、大里中グループの研究が全国の教育改革の『主流(ど真ん中)』の取組であり、値打ちのある取組であること、そして、「主体的な子どもの育成」は前時代からの普遍的なテーマであるが、時代のニーズに合わせた手立て(アプローチ)をしていくことの大切さを伝えました。

 来年度に必ずつながる、本年度最後の「小中一貫教育全体研修会」であったと確信します。

 画像は、大里中グループ全職員のグループ協議の様子

静岡型小中一貫教育研究指定グループ研究報告書<大里中グループ>(972,234Byte)



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