本日(11/22(水))、終日、大里中グループ(中田小・大里西小・中田小)の3校をリモートで結び、2年間の研究を発表する、「静岡型小中一貫教育研究指定研究発表会」が開催されました。
グループの教育構想であり、研究の中心である「公平・公正の教育の実現」「大里型PBLの創造」についての取組を学ぼうと、すべての小中学校の先生方がお越しくださいました。お越しくださった先生方は、校長先生や教頭先生など、各校の中心的な役割を果たす先生方が多く、大里中グループにとって、大きな学びをいただくことができた充実の研究発表会となりました。
特に、午後に行われた「分科会(参加者のグループワーク)」は、南校舎2階の多目的ホールに、大里中学校の職員とお越しくださった先生方が、10のグループに分かれ、研究協議を行いました。協議の途中、中田小、大里西会場の意見が共有され、質の高い話し合いが行われました。協議の中心は、「子どもたちが「主体性」「協働性」を発揮するために、教師は子どもたちにどのように関わっていくか」でした。
印象的だったのは、協議中、参加者の先生方が、笑顔で自分の思いを熱く語り続ける姿が、どのグループにも見られたことでした。そして、このような参加者の先生方の教師としての「授業観」「子ども観」を熱く語る姿を見て、自分の心も熱くなりました。
参観された他校の先生方の事後アンケートから、大里中グループの職員について、次のような感想をいただきました。
「先生方みんなが、一つの方向に向いている印象を受けました。」
「PBLの単元構想が毎年変わると聞きました。構想を立案する(先生方の)ご尽力に驚嘆しています。本校でも、そのエネルギーに負けず、努力していきたいと思います。」
「活発に活動している子どもたちの姿が印象的でした。先生方の準備の良さの表れだと思います。」
「子ども同士の関わりがとても温かく、また、教師も子どもの安心を支える態度に感心しました。」
「子どもが自由に言える環境は先生方の思いからきていることがわかりました。ありがとうございます。」
「子どもの主体的な学びのために必要なことは、教師の役割がかなり大きなウエイトを占めること。子ども同士の関わりから生まれる対話や深い学びに対して、教師がどこまで、どのタイミングで視点を与えるかがとても大切だと感じました。」 など。
このように、子どもたちだけでなく、大里中グループの職員に対する、素敵な感想をいっぱいいただきました。職員の素晴らしさを評価していただいたことは、子どもたちを評価していただいた以上に、私は嬉しいです。
それは、担当の先生方の努力や苦労がいっぱいあったからです。