メニュー

小中一貫教育(大里中・大里西小・中田小グループ)

最新情報過去情報
検索
第3回大里中グループ全体研修会(10月20日(水) 大里西小体育館)





20231020
 本日(10/20)、午後、大里西小学校の体育館に、大里中グループ(中田小・大里西小・大里中)の全職員が集まり、「第3回大里中グループ小中一貫全体研修会」を行いました。

 最初の全体会では、統括校長の後、11月22日(水)に開催する、静岡市教育委員会主催「大里中グループ 静岡型小中一貫教育研究発表会」の全体会で、具体的な取組内容を話す3名の代表職員の説明を、グループの全職員が聞きました。
 具体的な取組とは、これまでもHPや学校だより等で示してきた「公平・公正な教育の実現」と「大里型PBLの創造」、そして、児童会と生徒会が「あいさつ運動」等を通して、協力し合い、推進してきた「絆づくり」についてでした。
 3名の代表職員は、「公平・公正な教育の実現」は、中田小学校の岡村智樹先生、「大里型PBLの創造」は、大里中学校の川上一也先生、「絆づくり」は、大里西小学校の上山翔士先生です。3名の先生方の説明を通して、あらてめて、これまで行ってきたグループの研究内容(取組)を確認しました。

 また、冒頭の統括校長の話では、特に、次の3点が強調されました。

(1)研究発表会の研究テーマは、グループ教育目標実現の視点から、「未来の創り手として、豊かに生き、社会で活躍できる子どもたちの育成」だが、職員側のテーマは、「子どもたちの「主体性」「協働性」を発揮させるために、教師は子どもたちに、どう関わっていくか(=教師の心構え・姿勢・役割・配慮)」であること

(2)大里中グループのグループ教育目標も、教育構想も、『未来思考』である。「過去や現在を振り返りながら、今をどう考えるか」ではなく、「現在と現在の延長線にある変わっていく未来を考えて、今を考えるか」であること

(3)静岡市教育委員会から、令和3年度末に、「静岡型小中一貫教育の研究を行いませんか」と尋ねられ、「やります!」と回答して始まったこの研究だが、当初から「静岡型小中一貫教育」を研究の目的ではなく、グループ教育目標やグループ教育構想を実現するための「手段」として、研究を進め、大里中グループにとって、「静岡型小中一貫教育」は、「有効な手段」、「今後も大いに活用する手段」、そして、「教育目標や教育構想を実現するためには、当たり前(当然)の手段」であること

 全体会後は、グループ全職員が、11のグループに分かれ、研究発表会当日の午後、3校共通に行われる、「分科会」をイメージした意見交換や協議を行いました。そして、当日の分科会では、2つの取組(「公平・公正な教育の実現」「大里型PBLの創造」)や育成する資質・能力の中心「主体性」「協働性」について、意見交換や協議を行うので、11に分かれたグループでは、自分の学年や学級の子どもたちが、授業等の中で、主体性や協働性を発揮する姿をもとに、取組や資質・能力についての理解を深めました。また、当日の分科会における協議の進め方や協議内容を、確認し合いました。

 研究発表会当日の11月22日(水)には、中田小学校と大里西小学校には、それぞれ50名を超す参観者が、大里中学校には、80名を超す参観者が来校する予定です。
 参観者の皆様の力を借りながら、大里中グループの職員が、「子どもたちの主体性と協働性を発揮させるための教義の姿勢や役割」、「子どもたちの主体性と協働性を阻まないための教師の心構えや配慮」、そして、「主語が子どもたちの学校づくり」について、さらに認識を深め、今後の教育活動に生かすきっかけとなる会を目指します。

 残念ながら、保護者の皆様は、参観できませんが、今後、「学校だより」「学年だより」、配布予定の「大里中グループ案内 Voi.2」、学校HP等を通して、研究発表会での、子どもたちの輝き、職員の輝きをお伝えしていきます。

 画像は、第3回大里中グループ全体研修会の様子(大里西小体育館)

前の記事:第2回大里中グループ小中一貫学校運営協議会を開催
[ 2023/09/13 ]
次の記事:「静岡型小中一貫教育研究指定研究発表会」(1)(生徒の様子と輝き)
[ 2023/11/22 ]

戻る