メニュー

小中一貫教育(大里中・大里西小・中田小グループ)

最新情報過去情報
検索
二日間に渡っての「大里中グループ小中一貫全体研修会」を開催





20230810
 8月2日(水)と8月4日(金)の二日間、大里生涯学習センターに、大里中グループ(中田小・大里西小・大里中)の全職員が集まり、実践発表、協議、講演が行われました。

 昨年度より、大里中グループは、土台となる取組として、「公平・公正な教育の実現」を、軸となる取組として、「大里型PBLの創造」を掲げ、実践を重ねています。

 「公平・公正な取組」とは、誰もが幸せになれるように、「誰もが安心して生活できる環境づくり」を意味します。今回の研修会で講演していただいた、静岡大学の山元薫先生から、「安心の上に、子どもたち一人一人の自信(自尊感情)が育まれる」という話がありました。大里中グループの子どもたちが、自信をもって主体性と協働性を発揮するための前提には、『安心』が必要です。この『安心』をつくる取組が「公平・公正な教育」であることを確認することができました。

 「大里型PBL」とは、子どもが自分の「好き・得意」「興味・関心」と「誰かのために」という対象を意識して、自ら課題を設定し、まわりの力を借りながら、課題解決を図る探究的な学びです。今回の研修会で講演していただいた、静岡大学の塩田真吾先生からは、「子ども自らが問いをつくることの大切さ」「子どもが自ら問いをつくるための教師の仕掛け」について話していただきました。「課題設定は教師ではなく、子どもが行う」これは、大里中グループがPBLを行う上で、意識して取り組むポイントの一つであり、「大里型」と表する部分の一つです。

 二日間の研修では、講演だけでなく、3校職員の発表や話し合いにより、、大里中グループの目指す方向と2つの取組に対する理解が深まりました。また、他校や他学年の取組を参考にしたいという思いを、多くの職員がもちました。

 この研修の成果を、夏休み明けの「教育活動」に、しっかりとつなげていきたいです。尚、11月22日(水)、大里中グループは、「小中一貫教育研究発表会」を開催し、静岡市の多くの先生方に参観していただきます。

 画像は、全体研修会で、職員同士が語り合い、学び合う様子

前の記事:小中一貫教育全体研修会が開かれました。
[ 2023/08/03 ]
次の記事:第2回大里中グループ小中一貫学校運営協議会を開催
[ 2023/09/13 ]

戻る