昨日の日曜日(7/9)の9時より、大里生涯学習センターの大ホールにて、「大里地域青少年健全育成大会」が開催されました。 大里地域とは、中田小学校区と大里西小学校区だけでなく、東名高速道路の北部の中島小学校区も含めた地域を表します。そして、この地域内の青少年を健全に育成するため、「地域を笑顔に!地域を元気に!」・「大里を誇りに!大里の誇りに!」を合言葉に、自治会、町内会及び関係機関が連携して、諸活動を積極的に推進することが、この会の目的です。
昨年度の事業報告や本年度の方針の説明の他、健全育成会会長の「豊田公敏」様のあいさつ、当番校校長のあいさつ、講師を招いての講演が主な内容でした。本年度の当番校は大里中学校なので、私があいさつをしました。そのあいさつの中で、中田小学校、大里西小学校、大里中学校の児童代表と生徒代表を紹介し、自校の「あいさつ運動」や地域を巻き込んだ「あいさつ運動」について、話してもらいました。二つの小学校からは、それぞれ各校のあいさつ運動の広がりの様子が、スライドで紹介されました。 大里中学校からは、生徒代表として本部役員の「澤渡 空さん(3年4組)」と「岡本明香里さん(3年4組)」が、小学校の児童代表の話を受けて、地域の皆様にも協力していただいた、7月6日(木)の「あいさつDAY」の報告とお礼、今後の活動に対する協力依頼をしっかりとまとめて伝えました。「さすが、中学生!」という伝え方でした。
また、演題「目に見えない世界には真実がある」、講演者、静岡市スクールソーシャルワーカー活用事業のスーパーバイザーの「川口正義」さんによる講演を通して、子どもと豊かな関係を築くために、大人ができることや子どもに対する考え方を再確認することができました。 川口さんから示していただいた多くの話の中で活用した資料の中から、一つだけ紹介します。 それは、小説「星の王子さま」で王子が教えた言葉です。
「心で見なくちゃ、ものごとはよく見えないってことさ。かんじんなことは、目に見えないんだよ」
ただ目に映るものが必ずしも真実とは言えないこと、心の目で見ること、子供のように心の 曇りがなく、純真な目でものごとを見ることが大切であることをこの小説は伝えています。 子どもと関わる、つながる中で、大切にしたい姿勢が詰まった言葉でした。
画像は、健全育成大会の様子と、地域の皆様に話をする生徒会代表(澤渡 空さん(3年4組)と岡本明香里さん(3年4組))
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