2015年07月23日
SNSの安心・安全な利用について 教頭 石川 裕
先月、静岡市役所で開催された青少年健全育成連絡協議会総会に出席してきました。その会の中で、健全育成ハンドブックが配られたり、本校でも4月17日(金)に講演していただいたNPO法人e−ランチの松田さんのお話を聴いたりして、SNS(ソーシャルネットワークサービス)の安心・安全な利用方法について考える良い機会がありました。
そこで、その会で配られたハンドブックの中に記載のあった内容を基に、SNS利用時の留意事項について、生徒や保護者の皆さんにもお伝えしたいと思います。
生徒の皆さんへ
@ネットで悪口を書いたり、仲間はずれにしたりすることはいじめです。された人は、やった人の予想以上に傷付くものなので、そのような使い方はしてはいけません。
A文字でのやり取りでは気持ちは伝えづらいものです。できるだけ、メールや書き込みではなく、直接話すようにしましょう。
B勝手に他人の写真を撮って送ったり、他人が書いたものを転送したりするのは、ルール違反です。ネットで広がってしまうと、いたずらではすみません。内容によっては触法行為にあたります。
C他者からの掲示板への書き込み等によって、自分の権利が傷付けられてしまうと考えられる場合には、運営会社に投稿の削除を求めることができます。犯罪につながる恐れがある場合には、警察に相談することもできます。
保護者の皆様へ
@インターネットの利用は、パソコンやスマートフォンだけと思われるかもしれませんが、最近ではゲーム機や音楽プレーヤー等もスマートフォン同様、インターネットが利用できます。そのような視点に立って、お子さんに持たせている様々な端末の利用状況について、注意を向けるようにお願いします。
Aお子さんが端末機で誤った利用の仕方をすると、ネット依存症、ゲーム等の高額課金、詐欺や性犯罪といった被害等、様々な問題が発生する恐れがあります。そのような問題を未然に防止するためにも、フィルタリング等の安全対策をとったり、利用に関して家庭内で約束事を決めたりするなどの対応をお願いします。
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