2021年04月07日
ー主体性・協働性を高めるためにー
令和3年度の静岡市立大里中学校の教育活動が始まります。新型コロナウイルスの影響は続きますが、全校生徒694名と、総勢57名の先生方の知恵と工夫で、令和3年度の大里中学校を創り上げていきます。そして、大里中学校が、学校教育目標「進んで みんなと 取り組む子どもたち」を実現するために、『重点目標に「自ら考え行動する生徒」「協働し、新たな価値を創り出す生徒」を掲げ、「主体性」と「協働性」の育成に努めてまいります。
そのためには、生徒も職員も、『夢』を抱くことが、「主体性」と「協働性」を発揮する原点であり、スタートだと考えます。私が考える「夢」とは、自分の内側から湧き上がる「こうしたい」という意思です。英語で言い換えたら、「motivation(モチベーション)」です。この「こうしたい」という意思があるからこそ、大里中学校が目指す「主体性」と「協働性」が発揮できるのです。夢実現に向けての力強い行動を起こすことができるのです。
新学習指導要領が完全実施される本年度、生徒一人ひとりが「こうしたい」という意思が湧き上がるような授業を目指します。行事、生徒会活動、学級活動、部活動においても、生徒一人ひとりの「こうしたい」という意思を大切に、生徒の「主体性」を高めます。
また「協働性」とは、同じ目標に向かって、仲間と力を合わせて取り組むことですが、それぞれの生徒が「主体性」を発揮し、自分の「できること」「得意なこと」を通して、仲間と力を合わせるのです。仲間の「夢」や「自由」を尊重できてこそ、協働性を発揮できる集団になるのです。大里中学校が、このような集団に近づくことで、生徒の「協働性」を高めます。
本年度、大里中学校は、今までの輝かしい歴史と伝統に加え、新しい時代に合った校風づくりを通して、生徒一人ひとりが「主体性」「協働性」を高め、充実した中学校生活を送る学校を目指します。ご支援、ご協力、ご期待ください。
よろしくお願いいたします。
令和3年4月6日 静岡市立大里中学校 校長 横井 利夫
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