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校長あいさつ

2020年04月08日
令和2年度のはじめに
                           大里中学校 校長 堀田弥寿史
 4月7日の入学式において234名の一年生を迎え、全校生徒700名となり、新たな大里中学校がスタートしました。
 学校は新型コロナウイルスの影響で、教育活動が通常どおりにできない状況が続いています。このような状況ですから、生徒の健康や命を守るということを第一に考えていきたいと思います。教員も生徒も一人一人が意識を高くもち、教員は感染防止を考えた学習形態で授業実践を行い、生徒は「自分の健康や命は自分で守る」というつもりで、手洗いやマスクの着用、人混みを避けるなど、自分ができる手立てを講じて欲しいと思います。それらによって、健康が保持でき、この問題が収束に向かい、早期に充実した中学校生活が取り戻せることを願っています。
 大里中学校の学校教育目標は、「進んで みんなと 取り組む子どもたち」で、重点目標は「自ら考え行動する生徒」「協働し、新たな価値を創り出す生徒」です。それらの目標に向かって努力することで、ぜひ喜びを感じて欲しいと思います。例えば、「社会科の学習は覚えることが多いので、面倒で勉強させられているという感じがしていたけれど、自分で疑問を持って取り組むようになって、もっと知りたいという気持ちが出てきた。」とか、「部活動は、練習よりも試合の方が好きだったけれど、練習で計画的に自分の力が付いてくるのが実感できるようになってきたので、練習が好きになった。」、「話し合い活動は、自分の考えに賛同してくれると嬉しく感じていたけれど、最近は相手の立場も理解できるようになってきた。」など、様々な喜びを感じて欲しいと思います。目標に向かって努力した先に、「頑張ってやり遂げられたという達成感や、この仲間と一緒にやれて良かった」という喜びを感じられると、次への意欲につながります。生徒には、様々な機会において、学び合い、仲間と認め合いながら、一歩前に出て、自分のためだけでなく人のために貢献する喜びなど、たくさん経験してもらおうと考えています。
大里中学校が今までの輝かしい歴史と伝統に加え、新しい時代に合った校風づくりをし、一人ひとりが主役となって、充実した中学校生活を送れるような学校にしていきたいと思いますので、よろしくお願い致します。
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