2017年04月13日
水は竹林を流れて清く、風は花園を抜けて芳し
“大雨でどんなに水が濁っても、一度竹林に染み入れば、清き水になる。
また、無味な風であっても、花園を通り抜ければ、薫り高き風となる。”
こんな育成の風土を、大里中につくりあげることが我々の使命だと心得ます。
学校とは社会人になるための準備期間であり、人材育成の場です。中学校は志望高校に合格するための予備校ではありません。その責務は、「人生は楽しいということ」「世の中には素敵な大人がたくさんいること」を教え、育む場でなければなりません。
生徒は、「人間が好き」「専門的な知識・スキルを高めようと努力する」教師をロールモデルとして育っていきます。私たち大里中職員一同、『大中生のロールモデルたらん!』を合言葉に、以下の教師像を目指します。
その1 自ら学び、思いやる心を持つ。(学校教育目標)
その2 教職が尊い命を預かっている仕事であることを肝に命じる。
その3 社会人として、幅広い常識を持ち、円滑な人間関係を築くことに努力する。
その上で、学校教育目標具現の姿として、以下の目指す生徒像を設定しました。
その1 自ら学ぶ生徒→自ら考え、行動する生徒(前期重点)
@ 知識や情報を収集し、有効に活用する。
A 見通しを持って、計画的に行動する。
B 建設的に発信する。
その2 思いやる心を持った生徒→協働し新たな価値を創り出す生徒(後期重点)
@ 他者の立場で物事を考える。
A 目標を達成するために他者と協働する。
B 意見の対立や理解の相違を解決する。
『教師はロウソクのようなもの 自らを燃やし尽くして子どもを啓発する』ルーフィニィ
自らを燃やし続けて、周りを明るくし、温かさを届ける一本のロウソクでありたいと思います。生徒のどこをどのように照らしていくのか?誰をどうやって温めていくのか?それはまさに私たち教師に与えられた責任であり、この上のない喜びでもあります。そしてこの教師としての生き様とあり様が、未来を担う子どもたちの芯となっていくことを願い、平成29年度大里中学校の教育がスタートしました。
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