2014年04月16日
第1ステージ 「ひらく」
4月より静岡市役所青少年育成課から大里中学校に赴任しました校長の永瀬元宏といいます。どうぞよろしくお願いします。
4月7日(月)、好天に恵まれ桜の花も満開のなか入学式を行い、247名の新1年生を迎えました。大里中学校では2年生270名、3年生252名を含め、計769名の生徒で新年度をスタートしました。
本年度も昨年度に引き続き、学校教育目標を「自ら学び、思いやる心をもった生徒」、重点目標を「志高く 鍛えよう 共に高まろう」として、1年間教育活動を推進していきます。
本校では、1年間を4つのステージに分け、その都度キーワードを設定して、生徒の指導にあたっています。年度当初の第1ステージのキーワードは「ひらく」です。
この「ひらく」を「心を開く」と「道を拓く」として、生徒には次のような取組をしてほしいと願っています。
第1ステージ 「ひらく」
1 「心を開く」・・・進んでまわりに働きかけよう!
@「あいさつ」を交わそう。
「あいさつ」を交わすことにより、少しずつ人間関係が深まっていきます。「あいさつ」は生活の基本であり、コミュニケーションをとるためにも必要です。そこで、「あ」「い」「さ」「つ」の各一文字について、心がけてほしいことを生徒にも話しました。
「あ」は相手を見て 「い」は一言入魂
「さ」は先に 「つ」は続けよう
という内容です。
A思いやりの気持ちをもって接しよう。
相手の立場になって、考え行動しよう。
2 「道を拓く」・・・自分の進む道をたくましく切り拓いていこう!
@自分にとって、少し困難な目標を立てよう。
A目標に向かって、地道に努力をし続けよう。
毎日の小さな努力の積み重ねを大切にしよう。
以上、「ひらく」について2つの視点からお話をさせていただきました。私たち教職員も「手を添え、心を添えて」、子どもたちを育んでいきたいと思いますので、保護者や地域の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
次の内容は入学式の際に話をしたことですが、2・3年生や保護者の皆様にも知っておいてほしいので紹介します。
大きく分けて2つあります。1つ目は重点目標について、2つ目は学校の顔は生徒である。についてです。2つ目は、「学校の顔は生徒です」ということです。
そもそも大里中学校とは何かというと、校舎でも校庭でもありません。生徒一人ひとりが大里中学校なのです。生徒一人ひとりが、学校教育目標にあるように「自ら学び 思いやりをもって行動する姿」、つまり「生徒一人ひとりの日常の生活や学習態度、前向きな取り組み」こそが、大里中学校を作り上げるのです。大里中学校の生徒としての自覚と誇りをもち、全員で力を合わせ、さらに素晴らしい学校を創っていきましょう。
静岡市立大里中学校 校長 永瀬元宏
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