2016年10月12日
「体育祭を成功に導いたもの」
9月17日(土)の前日まで雨天続きで心配された天気でしたが、当日は、程よい曇り空のもとで大里中学校の体育祭が行われました。
本年度の体育祭のスローガン「開花」、サブテーマ「勝利の心」のもと、生徒全員がひとつになって、学級で、また色集団でしっかりまとまり、競技や応援合戦、そして係活動に、自分のもっている力をすべて発揮しようと、一生懸命取り組む姿が多く見られました。
開会式の中で、「感動」という言葉について話をしました。感動という字は「感じて動く」と書くので、生徒には「自分から感じて積極的に動いてほしい」という話をしました。
その言葉のとおり、生徒は仲間と協力し、一生懸命、動いている姿を多くの場面で見せてくれました。生徒一人ひとりの「本気」や「全力」は勿論のこと、様々な場面で「団結」を感じとることができました。当日は、リーダーが中心になって、大きな声で指示を出し、素早い行動や責任ある係活動が行われました。競技でもルールを守ったフェアな競争が見られるとともに、それぞれの競技にドラマがあり、感動しました。
当日参観に来てくれた卒業生からは、「生徒全員が一生懸命、競技していて感動した」「応援合戦が素晴らしく、見ていて鳥肌が立った」「応援合戦は各色ごと統一性があって素晴らしかった」「応援団長が全体を積極的によくリードしていた」「体育祭を見て、中学生に戻りたいと思った」「生徒会の人たちが、こまめによく働いている」などの感想を聞くことができ、後輩の成長した姿に感心していました。
また、保護者や地域の皆様からは、「子どもたちの表情がいきいきとしている」「競技や係活動にまじめに取り組み、一生懸命さが伝わってくる」「長縄の雰囲気がとても良く、練習の成果が出ている」「応援合戦はどの色も工夫していて見ごたえがあった」「生徒が自分たちで指示を出していて、生徒の成長を感じた」「生徒会が裏方でこまめによく動いていた」「中学生の成長は著しい」「先生方がリレーで一緒に走っている姿が良かった。一体感があった」など、多くの感想をいただきました。
体育祭を成功に導くことができたのは、生徒会をはじめ、応援団長や各責任者が中心となり、計画的に、そして組織的に準備してきたからだと思います。
生徒は、体育祭を通して、「一つのことを最後までやり遂げた時の達成感や成就感を味わうこと」や「仲間との協力の大切さ」「他者への思いやり」「成功の陰で地道に活動し、支えてくれている人の存在を知ること」「責任をもち、進んで仕事を行うことの大切さ」など、かけがえのないものを得ることができました。
このような体育祭ができたことは、いつも生徒を支え、励ましてくださっている保護者や地域の皆様のお陰です。心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。
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