2016年06月17日
「練習は嘘をつかない」
6月18日から本年度の中体連(運動部)の市大会がスタートし、7月下旬には吹奏楽部のコンクール、8月上旬には美術部の作品発表会などが行われます。生徒の皆さんには、体調を崩さずに悔いの残らない大会やコンクール、発表会にしてほしいと思います。
さて、よく「練習は嘘をつかない」と言われます。これは、通常、積極的な意味で使われます。つまり、練習すれば必ず練習しただけの力がつき、成果となって現れてくるということです。しかし、その反面、「練習しなければ、あるいはその質が悪かったり、量が少なかったりしたら、力はつかない」ということも、「また真なり」です。
また、試合やコンクールには勝敗はつきものですが、生徒の皆さんに誤解しないでほしいことがあります。勝っても内容が「良くない試合」があったり、負けても「良い試合」があったりします。大切なことは、「よい部活動」「好感がもてるチーム」、そして「すがすがしい試合や演奏、展示」にすることです。正々堂々と臨み、勝っても負けても見る人に感動を与えられるものにしてほしいと思います。そのためにも、「全力を尽くす」ことに集中してください。「練習は試合のつもりで、試合は練習のつもりで」を部員全員が意識し、気持ちを集中させて臨みましょう。力を出し切れないと悔いが残ります。悔いを残さないためにも、これからの練習や準備に気持ちを込め、チーム一丸となって、その日を迎えてほしいと思います。
ここで、現在、アメリカの大リーグで活躍している野球のイチロー選手の言葉の中に、次のような言葉があるので紹介します。
努力せずに何かできるようになる人のことを「天才」というのなら、僕はそうじゃない。
努力した結果、何かができるようになる人のことを天才」というのなら、僕はそうだと思う。
人が僕のことを、努力もせずに打てるんだと思うなら、それは間違いです。 イチロー
保護者の皆様をはじめ、地域の皆様には日頃より部活動へのご支援・ご協力をありがとうございます。部員一人ひとりが、それぞれの場で、精一杯頑張ってくれることを期待しています。保護者や地域の皆様からのあたたかいご声援を引き続きよろしくお願いいたします。
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