この一年間、大里中学校の生徒は、各教室、運動場、体育館、格技場、時に、大里生涯学習センターで、様々な『学び』が授業を中心に行われてきましたが、本日（3/15（金））は授業最終日、この一年間の授業が終了となります。

　その中で、昨日、公立高校の合格発表があり、合格証を手にし、喜びと解放感に満たされて登校す３年生がいる一方で、悔しさや失意と自分だけ目の前をふさがれてしまったような気持ちで登校する３年生がいたかもしれません。しかし、３年生は、１，２時間目、学年全員による「大里型ＰＢＬ」の実践活動が、運動場で行われました。学年テーマ「ファイナルファンタージ〜みんなで最輝の思い出をつくろう〜」のもと、話し合いを重ね、「ミニ体育祭」を開催したのでした。借り物競走ならぬ「借り人競争」、「順走球」、パン食い競争ならぬ「駄菓子食い競争」、そして「学級対抗リレー」と、独創性いっぱいで、３年生の笑い声や歓声が絶え間なく運動場に響きました。

　特に、「駄菓子食い競争」は盛り上がっていました！ゲットしたい駄菓子に向かって、３年生は誰もが一直線に走ります！このような企画を考え、開催することができる生徒、先生方に、最大級の感謝と「いいね！」を贈ります！

　このような温かい学年の雰囲気、そして、誰もが楽しめる協働的な活動の中で、新たなエネルギーが湧き上がることを願います。そして、昨日の結果に関係なく、３年生のこれまでの努力を労ってあげたいです。

　さて、校長室前の風景が変わりつつあります。年度末に近づき、飾られていた生徒の皆さんの素晴らしい作品が、作者の手元に戻りつつあります。来年度を迎えるにあたり、校長室前は寂しくなってきました。

　画像は、「駄菓子食い競争」と校長室前の様子